【新宿】最後まで飽きさせない味変が魅力、「SOBA HOUSE 金色不如帰」の塩そばをたべてきた。
ヒサカドです。
ラーメン食べ歩き企画、第6回目。前回に続き、今回も塩ラーメンの紹介です。
はやくも「清湯系」×「醤油ラーメン」を食べ歩くという趣旨から脱線ぎみですが、通ってる専門学校が新宿にあり、たまたまその周辺にあるラーメン屋さんを巡ろうということで、今回こちらのお店の塩ラーメンを頂くことにしました。
ただ実は僕、塩ラーメンがあまり得意ではないです。というのも、たまに塩ラーメンをたべると、醤油ラーメンと比べて、味が淡泊というか、あっさりしすぎていて最後まで食べようとすると、途中で飽きる(笑)。そして最終的には「やっと食べ終わった」というヤケクソでたべきった感と、「口の中にのこる、淡泊なスープの後味」のせいで、気持ち悪くなります。珍しいですけどね。とまぁ、塩ラーメンが苦手な人に向けて、今回は魚介の旨味とコクの変化を味わう事ができるラーメンを紹介しようと思います。普段食べてる塩ラーメンがあっさりしすぎていて物足りない人や、魚介系の癖のある出汁でたべるラーメンが好きな方にはお勧めです。
ほととぎすを活かした、さりげない遊び心のある暖簾が目印
今回訪れたのは、新宿駅にある「SOBAHOUSE新宿不如帰」というお店。
JR新宿駅からも徒歩10分弱ほどでたどり着けるのでいけなくはない距離でした。
(私の場合、別件で新宿に来てたので、東口からひたすら歩きました)
路地裏にあるお店で、暖簾には泣かぬなら○○○と、店名であるホトトギスを活かした遊び心あふれる暖簾が目印になっています。店内には、カウンターが7席と二人掛けの卓上テーブルが2つ。中で待てるように席もありました。
海の味が口いっぱいに広がる魚介スープが癖になる真鯛と蛤の塩そば(900円)
今回、お店で食べたのは「真鯛と蛤の塩そば(900円)」。
お皿の上にラーメンの丼がのった状態で提供されてきます。少し濁り気味のスープに、薬味と豚バラのチャーシュー、ハーブの香草が盛られています。さりげなくお店のホトトギスのロゴがついた丼がかわいい。
まずはスープを一口。蛤と真鯛の出汁がよく出ており、魚介の旨味をこれでもかと味わえるスープ。口の中に海の味が広がり、肉系の出汁を使ったラーメンとは違う良さがあり、癖になりそうな味でした。トッピングのハーブもいい感じにアクセントになってます。
魚介の出汁だけじゃない。味変のソースも楽しめる!
このラーメンの魅力は魚介出汁だけではありません。注目してほしいのは、こちらの黒と茶色のソース。ポルチーニデュクセル(茶色のソース)、インカベリーソース(黒色のソース)を使ったお店独自の味変ソースだそう。このソースたちが凄い。旨味のつまった魚介ベースのスープに更なるコクを与え、全く違うものにしてくれます。片方ずつ溶かして、味の変化を楽しむのもよいし、最後は両方のソースがとけこんだスープを混ぜて、1つの味にした至極の一杯に昇華させて〆てもいい。
最初から最後まで、飽きずに味の変化を楽しめる塩ラーメンでした。 ご馳走様
最後に
最初から、最後まで味の変化を楽しむことができる「SOBAHOUSE 金色不如帰」の塩ラーメン。しっかりとしたコクのある蛤ベースのスープは病みつきになること間違いなしです。